2012年7月31日火曜日

玉手箱 届く

トマト24種類


 北のお知り合い、郡山のSさんからクール便! ん、、?クールで届いたそうめんの箱?何やろうか。。開けてみるとお菓子が並ぶみたいに濃い色のトマトが箱いっぱい。よう見てみると、なるほど微妙に形や大きさが違うトマト。母と二人、思わず、わー!!と声をあげる。
 あんまり綺麗やので自然光の下で写真と撮ろうと店の間でゴソゴソしてるとムーンが用もないのに寄ってきた。耳だけピッと後ろに向けてあっち向きに寝そべるとこが、へそ曲がりムーンらしいとこ。

2012年7月30日月曜日

ショチュウ オミマイ モウシアゲマス

酷暑続きの京都より

 一昨日の京都は煮えた。この日は午後からダイドコのエアコンのスイッチを入れる。設定温度30℃。ずいぶんと涼しいなって文明の利器のありがたさが身にしみた。けど、ムーンは寄り付こうともせず、暑い店の間の格子の前で、じっと横たわって凌ぐ。
 そんなムーンが今朝は座敷の机の上でゴロンと寝そべった。そんなとこで何してるの?と傍にいってみたら、中庭側からなんとも涼しい風がス~ス~吹き抜けて。この家を知り尽くした彼を真似てたら、夏ばてすることのう酷暑も乗り切れるのかもしれへん。

2012年7月17日火曜日

お祭り 終わる

今年の宵山

連休が続いた今年のお祭り。太子山の界隈もたくさんの人出で賑おうた。秦家と縁のある人たちも、ひとり、ふたりと来訪されて奥座敷歓談する人、また台所で雑談を楽しむ人とさまざま。そこで新たな交流が生まれる場面のあるのもお祭りならではのこと。

軒釣り提灯も整然と並んだ表屋は、今年も太子山の飾り場になる。

そしは今、そんな三日間の賑わいが嘘みたいに静かなこと。

2012年7月8日日曜日

二階囃子

7月親子会
二階囃子を聞く 船鉾の会所前
  七夕の空模様は雨になりやすい。それでのうても前日6日は家が地響きするほど激しい雷の大荒れやっただけに夕べの親子会の天候が気がかりやったけれど、雨も降らずにすんで良かった。
新町通を北へ~四条通を東へ~室町通北へと二階囃子を聴きながら鉾町を散策して歩いた。
初めて聞く子、二年目の子では、同じコンチキチンの響きもきっと少し違うように聴こえたはず。小さな体験が少しづつ心の中へ積もっていってもらえると嬉しいと思う。
吉田家訪問 お話を聞く
北観音山の吉田さんのお宅訪問では、吉田さんと子どもたちの70年あまりのゼネレーションギャップが生み出した噛みあわへん対話の時間が貴重なものやった。座敷はお父さんの部屋。その向がお母さんの部屋。そこの部屋で私は生まれました。へ~~!!昔のお父さんはこわかった。ご飯を残したり、こぼしたりしたら、怒られたな。それはそっちが悪かったんじゃないの~。あらあら、なんと恐れをしらない子どもたち。。壁際に座っていた少し大きい子どもたちが、そんなやりとりをきちんと座って最後まで興味を持って聞き入ってるのを見ていて、良い体験をさせてあげることができてよかったな。と思うた。協力いただいた吉田さんに感謝。

2012年7月2日月曜日

雨上がりの庭先を背景にして

勧進平家の会

 梔子の咲いた昨日の朝は雨脚も強うて午後に開催予定されていた会に差し障りがないかと心配していたけど、弾き語りのはじまる頃に雨はスッと上がってくれた。しっとりと濡れた奥庭の苔や庭木の緑が冴え冴えときれいで、こうなると勝手なもので雨も又良し、と思うたりする。
前日は奈良で300人の聴衆だったとか、多くの方に知って頂くのにはそれも良いのですが、本来はちょうどこれくらいのお部屋(ちなみにわが家の座敷は京間の8畳)で、これくらいの人の前で語られるものなのです、とのこと。語りの調子、その間を取り持つように響く琵琶の音は、耳慣れないものやったけれど、お能や狂言、文楽、歌舞伎、あらゆる分野の源流にほんの少し触れることができたような気がする。。

2012年7月1日日曜日

切符入り

梔子が咲いた

 今日は切符入り。お町内ではお蔵を開けて供え物を用意して、今年のお祭りが滞りのう無事に終わることを願い、たいっさん(ご本尊の聖徳太子)にお参りする日。
その朝の庭先にスッキリと白い梔子が一輪咲いた。こんなタイミングように咲いてくれることも珍しいけれど、なんとも気持ちのええものやな。