2012年11月23日金曜日

紅葉


今朝の庭先

昭和の模様ガラスの入ったガラス戸がぼんやりオレンジ色に見えてるということは。そう思うて庭先を見に出たら、枝垂れ紅葉がいっぺんにに色づいてた。雨もそこそこ降って、冷え込みようもそこそこあったこの秋、思うたとおり今年は順当に季節を過ごせてるのかな。山茶花も着々、開花の準備。庭先が晩秋から師走へと景色を変えていく。


 
 


2012年11月22日木曜日

お下がり

お火焚饅頭・ゆずのおこし・焼きみかん



朝、お町内でお火焚きが行なわれた。
家々に配られるお下がりは、ゆずの香りのおこし、紅白のお火焚き饅頭、それに護摩木を燃やしたあとの焚き火で焼いたみかん。焼きみかんは風邪を引かきませんように。というおまじない。
 
 
 

2012年11月20日火曜日

護摩木が届く

お火焚き


 
 お火焚は、この時期の京都では各所で行なわれる行事で、町なかのお饅屋さんに、お火焚きまんじゅう と大きい字で書いた紙が張ってあるのをあちこちで見かけるようになるのも季節の風景。小判型をした紅白のじょうよう饅頭で、火の玉の焼印がポンと大胆に押してある。
 
 お町内のたいっさん(本尊の聖徳太子)のお蔵の前にも、このお饅頭と、柚子の香りのする三角形のおこしと、みかん。をお供えする。
 
太子山の『お火焚き』は、太子の命日で、太秦広隆寺の御火焚祭と同日の11月22日。
この行事が近づくと家々に配られるのが『護摩木』には、太子山の紋とその下に聖徳太子尊家内安全祈祷願主と朱印が押してあって、木の裏にそれぞれ家族の名前と歳、そして、家内安全、無病息災と書いておいて持ち寄り燃やして祈願するのや。
 
 摩木が回ってくる頃、庭の山茶花の蕾はぷーっとふくらみを増して、紅葉の色づきは刻々と進んでいく。

2012年11月12日月曜日

秋の庭先から

石蕗(ツワブキ)

 今年の夏の暑さで葉を全部枯らしてしもた奥庭の石蕗(ツワブキ)。もう、あかんかな、、、と諦めかけてたけど、秋に入って涼しいなったからなんとか息を吹き返して葉が出た。葉は出ても、蕾は無理か、、と思うてたら、ヒョロヒョロと頼りなげな蕾が上がってきて咲いた。
 今朝のわが家の玄関先に、やっとのことで咲いた石蕗(ツワブキ)の花が座ってる。


2012年11月2日金曜日

ひょうげた器 特別展示

三条せともの屋出土茶陶
 
秋になると各所で展覧会や催しの情報があれこれあって、良かったですよ!!と言われると、行ってみたい、見てみたいと気の多いことになってる。
 
 
堀川今出川を西に入ったとこにある京都市埋蔵文化財研究所。こじんまりとレトロな館内で行なわれてる特別展示会に行ってきた。
「ひょうげた器」と題した茶陶がずらり、写真の撮影もどうぞ。(へー!よろしいのですか。。)ひずんでたり、自由闊達な絵付けの器が持つ雰囲気を「ひょうげた」ていう言葉のフレーズにも何かしら惹かれる。工事現場からたくさんの器が出土。中京三条通の御幸町通(ごこまち)から柳馬場通(やなぎのばんば)間は、安土桃山~江戸時代初頭茶陶を扱う「せともの屋」が軒を連ねてたことが、古地図や洛中洛外屏風からも裏付けられてるのやとか。へー、そうやったのやな。
お知り合いの言葉通り、満足、満足。
 
何を置いても映りの良さそうな器。。

筆先がこんなに自由に動いて。。
 
鼠志野