2013年3月16日土曜日

宝ヶ池の春

よもぎ摘み
今週はじめ、宝ヶ池によもぎ摘みに出かけてきた。今年は2回続けてお団子作りをすることになったので、いつもの倍のよもぎ摘み。さすがに、ちょっと大変やったかな、、。幸いお天気には恵まれたので、半日しっかり春の日差しを浴びることができて、おかげで残りの半日のあいだ体はポカポカとよう温まった。
地面に顔を近づけて、肥後之守(切り出しナイフのこと)を握り締めて黙々と摘んでる合い間は忍の一字。けれど、ときどき小さい生き物たちが心をほぐしてくれる。無事に越冬したアカタテハが立ち枯れたセイタカアワダチソウのあわさい(間)から姿を現したり、ナナホシテントウがクルクルと指先を歩いたり、カタツムリの赤ん坊が土のお布団からころりんと飛び出してきたり。ああ、生き物の動き出す季節になったのやなぁ。と思うと、きゅうっと詰まってきてた肩の筋肉が和らぐ。
春のお彼岸を前にして、今年もきれいなよもぎが摘めて、よかった、よかった。