2013年7月30日火曜日

アルバム⑤

セミ捕り
毎朝、奥庭の樫の木でクマゼミが鳴いてるけれど、今年のセミは伸び伸び鳴いてるように思う。
セミ捕りをしてたムーンはいつも真剣やったな。

2005年8月2日
2007年7月26日
2009年8月2日
2009年8月2日
2010年8月10日
2010年8月11日

2013年7月19日金曜日

復元新調

太子山の荷茶屋(にないじゃや)


 今年はお町内で復元新調された荷茶屋(にないじゃや)のお披露目のお祝いもかねて、山鉾巡行途中、観衆の前で実際に献茶のパフォーマンスもされることになり、奔走されたお町内の方々はさぞや大変やったことやと思う。
 
 偶然の積み重なり。いろいろなご縁の糸を、お茶の神さんとたいっさん(太子山の御本尊)が繋げてくれはった。お世話になった方々がそんなふうにおしゃってたけれど、ほんまにそう思う。こうした皆さんで走りまわった結果が上の写真。小ぶりの風炉、釜がぴったりとおさまり、桶、柄杓、のほか、一式のお道具が納まった荷茶屋は生き生きとして見えた。
 実現に向けて、部屋中に文献を広げて荷茶屋の絵画資料を調べていただいたり、茶道具やお茶の立て方まで時代考証いただいた皆さんのお陰。
御池新町で山鉾連合会理事長 吉田さんに一服のお茶を立てる谷口さんは
ここ数年、わが家の宵宮で美味しい煎茶をご奉仕いただいている宇治田原のお茶師さん。
お茶は、宇治田原展茗(てんみょう)のお抹茶。山田知事命名の品種茶とのこと。
美しい所作に、どこのお師匠さんですか?と訪ねられる人もあったのだそう。

よく似合ってられました。前世は荷茶屋を担いで京の都を歩いてた? 

2013年7月18日木曜日

お祭り、終わる

表も裏も賑わって

 7月14日の山建ての日から、あれよあれよと過ぎた4日間。入れ替わり立ち代り、100人ほどの人がみえた。ひとり、ひとりのお顔が見えて、ゆっくり座ってもろうて歓談の時間を持つのには、ここらが限界かな。。折敷に鯖寿司とおこわ。今年も、宇治田原のTさんの美味しい水出しの煎茶を楽しんでいただいた。
 オダイドコの裏方には、ここ数年、行きま~す!!と、買ってでいただいてるTさんがはしり庭に勇ましい出で立ちで仕切ってくれはる。そこへ今年はこの冬から熱心に毎月通うて来てもらってる料理の会のグループ立命なでしこの会(自称)が向学のためにと参加。Tさんの厳しい指導にもめげず、朝から晩遅うまで手伝うてもろうた。終わる頃には目の輝いてきた会の面々。まだまだぎこちないけれど、いつもと違うた家の中の雰囲気、とっかえひっかえ訪れる人への応対、切り盛りの大変さを「おもしろい」と感じるようになったそう。


 中の間に立てた屏風の前は、今年も大輪の祇園守。大きな真っ白い花を毎朝裏庭から切ってきて生ける。その昔、祇園さんにこの花を一輪入れておくのには、こんな意味合いがあったのやとか。この家には年頃の娘がおります、と。。


そして7月17日巡行の日の朝は、5:30にお町内の皆さんで懸想品を山に掛ける。写真は前掛け、胴掛けを掛ける下布を取り付けてるところ。濃紺の本藍の木綿地に大胆な太子山の文字がなんと格好ええのやろうか!と感動。下布やのが惜しいほど↓
 
7:45分、山と一緒に巡行に向われるお供の皆さんを見送った。