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2012年2月20日月曜日

金沢
 北陸のご馳走にたっぷりの雪がおまけについてきた週末の小旅行。寒かったけれど、その寒さをじゅうぶん堪能して帰ってきた。

2011年11月11日金曜日

琵琶湖畔へ

佐川美術館
 今日は母の誕生日。いつもなら祇園さんへお参りに行くところ今年は母の希望でもあった琵琶湖畔にある佐川美術館にあるRaku Kichizaemon茶室見学に行ってきた。
オーストラリアから取り寄せた枕木を敷い敷き詰めた路、タガヤサンのテーブルが置かれた寄付、アフリカ産をくさびで打ち割った黒御影の水露地、薄暗がりのなかを進んだ先、自然の光を存分に取り込んだ広間『俯仰軒』へ着いたらいっしょになった他所のグループのご婦人たちからは、わー!と声があがった。葦原の先に見える比叡山も、湖畔を挟んで眺めるとどこか優美でまるで違う山のように思えた。
 雨降りやったけれど、こんな誕生日の過ごし方もたまにはええもの。

2011年8月9日火曜日

伊賀の里

土楽
 稲穂をもたげはじめた青々とした田んぼの合間に佇んだ家々。ミンミン蝉の声、水音。日曜日、京都を離れて伊賀の里に行ってきた。「ええなあ~」、外から来たモン(者)はそう思うもの。何かと窮屈なトコに住んでるとそう思うもの、、。便利さに慣れきったモン(者)が生きてゆけるわけはないことは分かってても、のどかな景色を見るとやっぱり「ええなあ~」て思う。
 
 伺うたところは「土楽窯」。敷地内にショールームもあるけれど、必ず事前予約が必要
 大きなものは無理やったけれど、ひとつ目のとまった器があったので頂いて帰ってきた。これは友人の誕生日プレゼント。いつか、この窯元の土鍋がほしいな。
 
 小さい山の道なりに赤い鳥居に誘われて坂道を登ったら蝉時雨が鼓膜を襲うてきた!
 道端の雑草まで気になる。 
 そこに人の暮らしがあってこそ、周りの自然の風景もやさしい。。
 このワンコが愛らしい!!秋田犬?は窯元を守ってる番犬。

2011年2月8日火曜日

目の保養

Lucie Rie 展
 去年から行きたいと思うてたルーシー・リーの作品展。大阪、中ノ島にある大阪市東洋陶磁美術館にようやっと行って来た。
 フウーン。。ええなぁ。。ガラスの向こうの作品に目を奪われどうし。美しいて、無駄のない線やけれど、なんともいえへんやさしいゆがみよう、アンバランスの妙。型にはめ込むのやのうて、ありのままを受け入れたような風合いには、西洋の人の作品やのに親しみを感じる。
 誠実、清楚、質実、緻密。作り手の人となりが重なって見える。
晩年の横顔の写真を惚れ惚れ見ながら思うた。
こんな風に歳を重ねられたら素敵やろうな。。。

 若々しい作品から晩年の大作まで、順を追って見ることが出来る。期間は2月13日(日曜日)までとあとわずかやけれど、これはお薦め。

2011年1月31日月曜日

門前の賑わい

清荒神清涼寺
 清荒神は宝塚のひと駅手前。駅に着くと30分ほどの車中でのおしゃべりの賑わいがそのままホームから改札口を抜け参道へと流れ出ていく。皆、目的地は一緒やったのやな。そう思いながら歩いてたら、景気よう品物を並べた八百屋さんの店先に目がいった。お野菜も何でも安いのや。この参道はオダイドコを預かるモンにとっては危険地帯。こんなとこまできて野菜を買うて帰ることもないのやから。と思いつつ、ついつい気になって、、。そんなことやから、結構な道のりもアレアレ言うてる間に歩けてしまう。
 

柱にホウロウ製のろうそくの看板。ビニールの袋いっぱいにろうそく。どこかしら懐かしい景色が道の両側に続いてる。



 ここ清荒神さんはたいがいの人出で賑々しいのに、空気がスツと澄んでるていうのか、なんとも清々しい雰囲気で気持ちがええ。境内のなかほどにある石段の両側では、福々しいお顔の布袋尊が参拝者をお出迎え。 1年さん~7年さんまで雛壇に並んだ布袋尊。

2011年1月30日日曜日

7体揃うた!

三宝さん
 今朝は早いめに家を出て、阪急電車に乗って宝塚のひと駅手前の駅、清荒神に行ってきた。京都からは約1時間半、待ち時間や歩き時間を加えると片道2時間と結構な道のり。昔の人は、どないしてあんなとこまで行ってはったのやろて思う。
 3度目のお参りでもらい受けてきた3体目の三宝さんは「3年さん」と呼ぶのやとか。これで長年、4体やった我が家の三宝さんは、7体揃うことになった。
 帰って、さっそく並べてみた。1,2,3,4,5,6,7!!
話によると7体揃うたら、全部納めて、また1から揃えるのやとか。古びた色艶の見慣れたわが家の三宝さんも全部納めんならん。うーーん、さて、どうするかな・・・。
 

2010年11月22日月曜日

広島に行く

広島・京都文化フォーラム ーゆったり 京暮らし 鄙の暮らしー
 20日(土曜日)、中国新聞社、京都新聞社 主催の文化フォーラム出席のお誘いを受けて広島へ出かけてきた。通り過ぎるばかりで広島駅へ降りたのは初めてのこと。お迎えいただいた車の窓から、60年前、一瞬に時計の針を止められたことを想像することが難しいほど、美しい桜の紅葉を見ながら平和公園の傍を走り抜けた。
 この日ご一緒になった、世界遺産・石見銀山遺跡の町でご活躍の松場さん紺屋を営まれていたお家のゆかりの藍染の古布を守っておられる水野さんのお2人とは待合室で一言、二言お話しただけで緊張の糸はほぐれて、土地柄の違いを超えて通ずる価値感を共有することができたようで嬉しい出会いの日になった。。
 建物の喜ぶ使いよう、手仕事のぬくもり。今の時代、経済効率抜きでは生きていくことは難しいけれど、そればっかり追いかけていては人の心は擦り切れてしまう。。。
 思いはあっても、まだまだ生かしきれていない無力さを感じつつ、しっかりと前を見て歩いてられるお2人から勇気をいただいて帰路についた。

2010年5月9日日曜日

夏も近づく~♪

茶摘み
 
 今日は、宇治田原で茶摘み、茶揉み、茶かぶき体験交流会に参加。
京阪電車で宇治駅へそこからバスで25分。現地に9:30集合となると家を出るのは7:30過ぎ。同じ京都とはいえ、宇治田原はちょっと遠い。いつもより早起きしてお弁当を作ってとなると、少々大がかりな外出や。
 
 地元の方に摘み方を教わって、2時間摘み続けたけど、お茶の葉の清涼感のある甘い香りに癒されて、疲労感も心地良さに変わっていくようやった。
それから。。
石臼でお茶を挽く体験も。
機械で挽かれたものとくらべるとキメは不ぞろい。
けど、挽きたてやったしかな。
なんとも香りのエエお薄に感動!
充実した一日を過ごさせてもろた。
 
 

2010年3月16日火曜日

旅 ③

土産①
 半月以上も過ぎたというのに未だ旅の続き、、。

 温泉津は焼き物でも栄えたそう。はんど と呼ばれる焼き物は水まわりの生活用品として焼かれて全国に出荷されていたのや。
 温泉街の道端に大きなカメを並べた店に入ってたのは、20時過ぎの列車で温泉津を発つ時間つぶしに通りを歩いてるときやった。時間が止まったような店内。曇った古いガラスケースのなかを覗いてて見つけた径10cmほどの片口に目が止まる。いつ張ったか判らへん、薄茶色に色の変わった値札のシールが剥がれかかってた。聞いたら、河井 寛次郎のお弟子やった人が温泉津で焼いたものでね。と、店主(89歳のおばあちゃん)が奥から出て来て答えてくれはった。きれいな色、お土産に包んでください。はい、ありがとうございます。どこから見えました?はい、京都です。今から電車に乗るんですけど。ええ~!今から何処へ行かれる?萩です。それなら駅まで車で送ってあげましょか?は?どなたが?ニコっと笑いながら ワタシが。えっ~!!運転なさるのですか? はい~。
面白かったな、あのときのおしゃべり。今頃になって思い出してもニヤッと顔が緩んでしまう。きっとこれがひとり旅の醍醐味。。 

2010年3月7日日曜日

旅 ②

温泉津の町並み

 温泉津の温泉街には、土産物屋がずらりと並らんだような温泉街の雰囲気がない。蛇行した細い一本道の両側に町家がきっちり並んで建ってて、こんな小さな谷筋の町やのに神社やお寺がたくさんあるのとこからは、石見銀山で栄えた町やったことを物語ってる。

龍御前神社


惠珖寺


惠珖寺本堂の梁 獅子・象の彫り物







槙の古木 樹齢は?



 
 

2010年3月3日水曜日

 旅 ①

島根県 温泉津


 電車を乗り継いでおよそ5時間。無人の駅舎に降り立つ。旅に縁遠い日常を送ってるもん(者)にとってはまさに、井の中の蛙が突然外の世界に放り出された感がある。
 
 中世から湧き出る温泉のある港町「温泉津」は、石見銀山の外港として栄えたという歴史を持ったコンパクトにまとまった町。両側に迫る巨大な岩山を切り開いて敷地を広げていったのやそう。谷筋を沿うようにして艶やかな赤い瓦屋根の家が肩を寄せ合うように並んでる。
 
 この小さな温泉町が、石見銀山の世界遺産登録のお陰で2年ほど人で湧いたそう。にわかに起こった波は必ず引くもの。。温泉津のこれからを考える集まりに呼ばれて来た自分のお話できることは何なのやろか?お湯につかりながら何とのう想いをめぐらせた。
 
 それにしても、やっぱり本物の温泉は体の心からポッカポッカとあったまる。家の浴槽に〇〇の湯の粉末を溶かして入ってるのとは大違い!洗面器預けて、毎日入りに来たはる地元の人は羨ましいですね。て言うたら、そうね。ええよ~ここのお湯は。肩のここらへんが、スーとするよ。一日の疲れがとれるよ。と答えが返ってきた。背中流してあげよ。ほれ、ここに。タワシで背かなをこすったげる。と促されて、亀の子タワシに石鹸つけて、ゴシゴシこすってもろうた。ちょっとヒリヒリしたけど、なんとも親切なこと。歴史ある温泉地のおもてなし。お風呂で見知らん人の背中流すやなんて京都ではまず無い。
 

2009年2月13日金曜日

三宝さんのお里帰り

阪急宝塚線 清荒神

土間の炊事場、走りもとの神棚に祀られてる竈の神(火の神)三宝荒神。神棚には三宝さんて呼んでる4体の布袋さんが並んだはる。大きいのから小さいのまで、ほんまやったら7体揃うてなあかんこの三宝さん。家に不幸があると揃いかけたのを皆納めて、また一年に1体ずついちから揃えていくものなのやそう。
 少なくとも100年近し経ったような黒光りした三宝さんが神棚に居ゃはるてうことは、いつの頃からかわが家ではこの慣わしの火が消えてしもてたことになる。毎年、毎年、鏡餅のお供えは欠かしたことはないけど、要の部分が抜け落ちたまま今日に至ってることになる。

 さて、三宝さんはどこからもらいうけて来てたのやろうか。棚上げしてた謎々が一昨日ある人から聞いて解けた!場所は兵庫県宝塚市。真言三宝宗大本山 清荒神清澄寺で行われる納め荒神(12月27日、28日12月27日、28日)~節分までの間に限ってのことやと。どんなとこやろ・・よし、行ってみよか。いちばん小さな三宝さんを風呂敷にくるんでリュックに入れて阪急電車で出かけてきた。