2010年4月19日月曜日

春の賑わい

連日の来訪者
 この土曜日、日曜日、秦家はにわかに賑おうた。
 
 土曜日の講習会では20名の方々が参加されて、「春、筍を味わう」「おいしいお茶の入れ方」の二部を楽しんでいただいた。食材としてそろえた筍は、白子(しろこ)と呼ばれる上質の筍。これを昆布と一緒に炊き上げる祖母から母へと繋がれてきたものを出して作り方など紹介。ほかに木の芽和え、筍ご飯、若竹汁、と筍づくしを用意して、家庭でひと春に一度、こんなにして旬を楽しんでみませんか。とお伝えする。
 
後半は宇治田原のお茶処から来ていただた谷口さんのお茶のお話。まもなく訪れる新茶の季節にあわせて家でも美味しく入れられるコツやら、保存方法やら、皆さんメモにも余念なく熱心に聞いてもらうことができて、谷口さんやお手伝いの人たちに遠路来て頂いた甲斐もあり。
 
 
 翌日曜日は、京都・和菓子の会の開催の日。好天に恵まれて芽吹きの季節を迎えた庭をバックに、普段見ることのできない、京銘菓、八橋の世界が広がった。3部に分かれた席はほぼ定員満席になって主催されたスタッフ面々の紅潮されたお顔を拝見しながら、その賑わいぶりをいっしょに喜ぶ。。

 この2日で何人の人と出会うたのやろう、、100人超えた?
 感謝、感謝。
 

2010年4月5日月曜日

お花見

満開の桜
 
 4月3日土曜日、お花見日和。お誘いを受けて銀閣寺あたりまで桜みがてら出かけた。
サクラ♪ サクラ♪ ちょうど見ごろの桜の木々が訪れる人たちを魅了して楚々と咲く。
見上げると目の前に如意ヶ岳が迫る。わぁ~、大文字さんと桜! そこは写真好きやったらきっとカメラにおさめるとこなのやとか。
 
 人にぶつからへんようにしてそこからゆっくりそぞろ歩き~ 法然院さんの椿も美しいからとご案内いただく。お寺への坂道の傍らで、葉っぱで作ったお雛さんが道行く人たちの目を集めてた。これはどなたの心遣いなのやろか。。
   

2010年3月28日日曜日

六角通

買い物ついでに見つけた景色
  
 昨日はお祝い物を買いに母と六角通り方面へ出かけた。冷たい風、そやけど春の日差しが心地よいので家から往復歩くことに。
 烏丸六角。六角堂を通り過ぎようとしたら、境内でみごとに咲いた枝垂桜が目の中に飛び込んできた。はんなりと風に揺れる様にしばしうっとりしてたら、写真家のN氏とばったり。あれっ!いやーこんにちわ。ご無沙汰で
 道々でこんな場面に出くわすこと、京の街中では珍しいことやない。短いご挨拶を交わして、六角堂をあとに歩いてたら、母が「ほれ、これ、見とうみ!」まあ、おもしろいお茶屋さんのディスプレー。宙に浮いた急須、お水はどこから流れてきてるのん?
さらに歩いてると、今度は昔ながらの自転車屋さん。屋根の上にレトロな自転車が乗ってるのを見つけて、顔を合わせて押し笑い。退屈することのう、目的のお店にたどり着いた。

追記:帰りがけ、またばったり今度は車に乗ったN氏と会うた。またお母さんと桜見物のときに持っていってください。と頂いた写真集には美しいに切り取られた京都の桜名所が満載。

2010年3月22日月曜日

両足院(建仁寺塔頭)

御茶処 宇治田原 からご案内メールが届いた。
建仁寺さん、身近にありながらなかなかじっくりと行くことはないところ。
これを機会に行ってみよか。。


四国では桜が開花との便りもありました。京都の桜の開花ももうすぐ?でしょうか。いえいえ、今年の京都の桜は、昨年よりもやや遅くこの両足院さんの催しに合わせて、満開となるでしょう。


皆様お誘い合わせて、春の京都にお出掛け下さい。

京の茶歌舞伎とかいらしもん展
桜の花が咲き、都をどりが開催されて京の街がいっそう華やかな空気に包まれる頃お茶と可愛いものを楽しむ会を開催致します。

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日時
2010年4月10日(土)、11日(日) 10時~17時
11日は両足院毘沙門天堂前にて、手作り市『寅市』も開催

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場所
建仁寺内 両足院
京都市東山区大和大路四条下る四丁目小松町591
【地図で確認】
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料金
拝観のみの場合 500円
茶歌舞伎体験/煎茶 2,500円 ※時間予約可・参加の方は拝観料無料
遠州流壺中庵お茶席 1,000円 ※参加の方は拝観料無料
茶歌舞伎とお茶席・ご予約 3,500円 ※時間予約可・参加の方は拝観料無料


茶歌舞伎(ちゃかぶき)とは?
茶歌舞伎は、鎌倉時代末期から行われていて、お茶の産地や種類を飲み当てる遊びです。(茶香服、闘茶とも呼ばれています。)
宇治茶師、かねまた五代目当主による体験会では、『桜の講』という煎茶の茶歌舞伎に挑戦していただけます。
初心者でも気軽に楽しめるうえ、宇治茶や茶歌舞伎に関する面白いお話もありますので、伝統あるお茶の遊びに興じながらお茶にも詳しくなれます。
(入場時間10時、12時、14時、16時)
かいらしもん展同時開催
また別室では、可愛らしいもの達を展示した『かいらしもん展』を開催。
京都の伝統文化が活きる小物や、作家作品、乙女心がワクワクする、愛らしさいっぱいの品々をご覧頂けます。展示品の一部は『寅市』にも出店しています。
名刹・両足院の名園を前に「お茶席」も
会場となる両足院は、建仁寺内の塔頭で、普段は座禅体験や特別拝観時のみ公開のお寺です。貴重なお寺の拝観もでき、開催日両日は見事な庭園を臨む茶室にて、遠州流壺中庵堀内宗長先生によるお茶席の、お抹茶とお菓子も楽しめます。

主催/『茶歌舞伎とかいらしもん展』実行委員会
http://www.shinise.ne.jp/chakabuki/

春の光

ひなたぼっこ 開始

ア~ エエキモチヤナー 
ムーンの顔がそう言うてる。
春のお彼岸、今年も眩しい陽射しを連れて来た.

2010年3月16日火曜日

旅 ③

土産①
 半月以上も過ぎたというのに未だ旅の続き、、。

 温泉津は焼き物でも栄えたそう。はんど と呼ばれる焼き物は水まわりの生活用品として焼かれて全国に出荷されていたのや。
 温泉街の道端に大きなカメを並べた店に入ってたのは、20時過ぎの列車で温泉津を発つ時間つぶしに通りを歩いてるときやった。時間が止まったような店内。曇った古いガラスケースのなかを覗いてて見つけた径10cmほどの片口に目が止まる。いつ張ったか判らへん、薄茶色に色の変わった値札のシールが剥がれかかってた。聞いたら、河井 寛次郎のお弟子やった人が温泉津で焼いたものでね。と、店主(89歳のおばあちゃん)が奥から出て来て答えてくれはった。きれいな色、お土産に包んでください。はい、ありがとうございます。どこから見えました?はい、京都です。今から電車に乗るんですけど。ええ~!今から何処へ行かれる?萩です。それなら駅まで車で送ってあげましょか?は?どなたが?ニコっと笑いながら ワタシが。えっ~!!運転なさるのですか? はい~。
面白かったな、あのときのおしゃべり。今頃になって思い出してもニヤッと顔が緩んでしまう。きっとこれがひとり旅の醍醐味。。 

2010年3月7日日曜日

旅 ②

温泉津の町並み

 温泉津の温泉街には、土産物屋がずらりと並らんだような温泉街の雰囲気がない。蛇行した細い一本道の両側に町家がきっちり並んで建ってて、こんな小さな谷筋の町やのに神社やお寺がたくさんあるのとこからは、石見銀山で栄えた町やったことを物語ってる。

龍御前神社


惠珖寺


惠珖寺本堂の梁 獅子・象の彫り物







槙の古木 樹齢は?



 
 

2010年3月3日水曜日

 旅 ①

島根県 温泉津


 電車を乗り継いでおよそ5時間。無人の駅舎に降り立つ。旅に縁遠い日常を送ってるもん(者)にとってはまさに、井の中の蛙が突然外の世界に放り出された感がある。
 
 中世から湧き出る温泉のある港町「温泉津」は、石見銀山の外港として栄えたという歴史を持ったコンパクトにまとまった町。両側に迫る巨大な岩山を切り開いて敷地を広げていったのやそう。谷筋を沿うようにして艶やかな赤い瓦屋根の家が肩を寄せ合うように並んでる。
 
 この小さな温泉町が、石見銀山の世界遺産登録のお陰で2年ほど人で湧いたそう。にわかに起こった波は必ず引くもの。。温泉津のこれからを考える集まりに呼ばれて来た自分のお話できることは何なのやろか?お湯につかりながら何とのう想いをめぐらせた。
 
 それにしても、やっぱり本物の温泉は体の心からポッカポッカとあったまる。家の浴槽に〇〇の湯の粉末を溶かして入ってるのとは大違い!洗面器預けて、毎日入りに来たはる地元の人は羨ましいですね。て言うたら、そうね。ええよ~ここのお湯は。肩のここらへんが、スーとするよ。一日の疲れがとれるよ。と答えが返ってきた。背中流してあげよ。ほれ、ここに。タワシで背かなをこすったげる。と促されて、亀の子タワシに石鹸つけて、ゴシゴシこすってもろうた。ちょっとヒリヒリしたけど、なんとも親切なこと。歴史ある温泉地のおもてなし。お風呂で見知らん人の背中流すやなんて京都ではまず無い。
 

2010年1月20日水曜日

茶歌舞伎

日本茶に親しむ
 ペットボトルのお茶は便利。人の集まるとこには不可欠なお茶も、便利なペットボトルのお茶が重宝されるようになった。
けど、急須に茶葉を入れるとこからゆっくり、ゆっくりお茶を喫することを楽しむことも忘れんようにしたいもの。
  
 日本茶を身近に親しんでいただけるようコツコツ取り組んでおられる宇治田原町の谷口郁夫氏から茶歌舞伎の案内が届く。
 今度の日曜日、場所は京都エコロジーセンター。

 
 1月24日(日曜日) 茶歌舞伎開催

 京都エコロジセンター
京阪ふじのもり駅
下車徒歩数分
青少年科学センター敷地内におきまして 一般初心者向けの茶歌舞伎をします。
お時間あればご参加お待ちしています。

   簡単にご案内まで。


  

三宝荒神 布袋尊

清荒神詣
 
 はしりもとの神棚の神さんは「三宝荒神」。ここには黒光りした4体の布袋尊が居ゃはって、永年我が家のご飯ごしらえの様子を見守ってくれたはる。この布袋尊のことを家では「三宝さん」て呼んで親しませてもろうてる。本来、7体揃うてるものやと知ってからは何とか揃えたいて思うようになって、それから人づてに阪急宝塚線 清荒神 で受けられること聞いて去年行ったものの時期が終わってしもてた。 来年こそはと言いながら早くも一年。お天気も良さそう。今日、行ってこう!と勇んで出かける。
 松の内も明けて、しかも平日やていうのに参道は駅の前からえらい人出。狭い道の両側には小さい商店が軒を連ねているけれどそれぞれに活気があって、なんとなしに懐かしい独特の雰囲気は伏見稲荷と似てる。
 
 境内を進んだところ本殿の横手に行くと、居ゃはった、居ゃはった、三宝さんが、赤い毛氈のひな壇にずらりと並んで。
授与してもろうた社務所の人まで福々しいお顔??
 聞くとやっぱり布袋尊の土人形は今も、京都伏見で作られた伏見人形やった。お顔立ち、姿は、家の三宝さんと比べると若干大きさなどは変わってきてて現代的な面立ち。
ほんまは一体ずつ揃える布袋尊。去年の分もと2体受けて帰ることにする。一年目のは背丈十数センチほどのほんまに小さい三宝さんや。

2010年1月17日日曜日

晴れやかな奥座敷

和服姿 集合
 
 消えてしまいそう、、けど一方で、静かに押し寄せてきてる和の文化再生の波。日本的な事々に光のあたりはじめてることをここでも確認できたような気がする。。
 お正月明けの16日(土曜日)、ひとり、ふたり、と晴れ着に身を包んだ人たちの来訪で家の中はまるで二度目のお正月が来たみたいに華やいだ雰囲気に包まれた。
やっぱり、着物はええな。。

 

2010年1月2日土曜日

初詣

祇園さん(八坂神社)
  
街なかは陽射しもあって穏やかなお天気やったので、人ごみ覚悟で祇園さんへ初詣に出かけた。四条通を東へトンと突き当たったとこ東山通に面したとこにある八坂神社の朱赤の西門前の石段やその両側にデンと座ったはる狛犬だけは昔、市電が走ってたころからちょっとも変わらんとそのまんまや。
 年々、ご近所でも松飾や注連縄をしつらえて年神さんをお迎えする形は消えつつあって、今日も祇園さんに着いて、人ごみにもまれてようやっと、なんとのう新春気分にひたることができたような気がする。
 

 

2010年1月1日金曜日

元旦

年の初めの

 新たな年のはじまり。神棚にお灯明をあげてまわってお参りをすませて座敷でお雑煮をいただいた。
 お灯明の炎の色にはいつも心惹かれる。なんとも清々しいて、そして気持ちがしゃんとする。
 白味噌の出来栄えも上々、お煮しめの出来栄えも上々、けっこうな年のはじめを迎えられたことに心から感謝。。
 ごいっとさんに おめでとうさん どうぞ ことしもよろしゅうに。。。

2009年12月23日水曜日

冬至

NipponArchives 京都 二十四節気
 一年でいちばんお日さんの沈むのが早い日やなんて気づくこともないままにこの節目を通り過ぎてしまうせわしい時代。 そやからこそ今、昔ながらの暦に光があたる。あらゆる場面で「節」を大事にする日々を今こそ見つめなおすときなのかもしれへん。

 iTunes経由Podcasとして配信されてるWebメディアNipponArchives「冬至」 に秦家(はた け)の神棚「恵方棚」が紹介されてる。わが家の船に乗った神さんの歳徳神に代わって棚の中央には八坂さん(八坂神社)の恵方のお札を置いていただくことも心良う承諾いただいて、まずは安心して取材を受けることになった。ほかに、門松やお煮しめのお重など、少うしばかり秦家のお正月とは違うてるとこが気になるけれど、油つきのなかで揺らめく炎の様は毎年見慣れた元旦風景そのまま。

 師走の気分になかなかなれへんままいるけれど、1週間後にはお餅つき!!
こんな家に居ると嫌がおうででも「節」を意識せざるをえぇへん。

2009年11月29日日曜日

晩秋

わが家のしだれ紅葉

 庭先の紅葉のご機嫌が今年はずいぶんとええみたい。ここ何年か、こんな綺麗に照ったことがなかっただけに朝を迎えるたんび、今朝はどんな色になってるかな。。と、庭先を覗くのが楽しみになってる。

2009年11月4日水曜日

文化の日 公開シンポ

川端康成「古都」=庭のキリシタン燈籠


  古都のイメージ大解剖! 川端康成の「古都」を手がかりに  
と題した公開シンポジウムが昨日11月3日に京都府立大学で行われた。

 写真家のK氏を通して写真掲載の件でNさんから電話をいただいたのはこの夏のこと。ポスターのイメージに選ばれた座敷の写真がたまたま秦家のもので連絡を受けたのや。(20年ほど前、この方の2人の息子さんの担任をしたことのあるご縁)写真の使用目的を伺って、えー、そうなんですか。実は、、 
 今から50年ほど前、この物語を書くにあたって京言葉の取材のために氏が我が家の座敷にみえて、祖父と叔母の2人が応対したことや、ちょうど庭先の降り蹲、キリシタン燈籠のそばにすみれの花が咲いてたこと。などお話。
キリシタン燈籠、すみれの花、小説の冒頭を読んでるとわが家の庭先が浮かんでくる・・。小さなエピソードが発表されることになった。

 

2009年10月16日金曜日

初めての東福寺


東福寺 芬陀院(雪舟寺)
 
 頂いていた招待券2枚を手に東福寺方丈庭園のひとつ芬陀院へ出かけてきた。靴を脱いで上がらせてもろうたら思わず顔が緩んでしまうようなディスプレーが壁際に。。秋の陽射しをいっぱいに浴びた畳廊下を歩いてると自然に心がほぐれていく。お寺を訪れてこんな気持ちになるのは珍しいこと。今度、また来てみたい場所になった。

2009年10月13日火曜日

秋の裏庭

野紺菊とショウリョウバッタ

 奔放に草木の植わってる裏庭の、野紺菊の花畑にはいろんな昆虫が集まってくる。しゃがみこんでみるとゥン、ゥン、ゥンと羽音を立てる数匹のミツバチが蜜を吸うのに忙しそうに飛んでる。この花のまわりをしじみ蝶がクルリクルリ小さい輪を描きながら舞うてるのは毎年見かけてたけど、今年は蝶に代わってミツバチ?何やろ、この秋は・・やっぱり気候の変動も関係してるのかな・・?マークが頭の中をよぎる。(庭先でのほんの些細な出来事やけど、これが気になるもので、ちょっとした変化にも結構機敏に反応しながら暮らしてる)
 
 そう言うたら、この緑色のスマートなショウリョウバッタも新顔さん。去年の秋に初めて裏庭にお目見えして、どこから迷い込んだか、まあ今秋かぎりのことやろと思うてたら、今年はずいぶん仲間を増やしたよう。子どものころ、遠足先の草むらで追いかけたことしかなかった虫が苔のある庭先で跳ねてるのも妙なもんや。
 

2009年10月11日日曜日

色とりどりに

秋の菓子 いろいろ
 
 昨日の午後、「簡単ペン遊び 旅先でちょっとらくがき」 という講座の場に秦家が使われて、23人の人たちが熱心にお絵かきを楽しまれた。出先で印象に残ったモノを記録がてら絵にしていきましょ、というのが趣旨。講師の方や企画スタッフの方との事前打ち合わせで、せっかくなら京都らしいお菓子を用意させていただきましょか。ということになり、いつも何かのときにお願いする二条駿河屋さんへ行ったのは4日ほど前のこと。

 こうこう、こんな企画で使うので・・・とお店の人と相談しながら4種の主菓子と秋らしい干菓子をお願いすることなった。
こんなとき出して見せてもらう菓子帳は、お店が思考錯誤しながら創作されたお菓子の閻魔帳で、お客はこれを見ながら説明を受けて適切なお菓子決める。(但し、こんなオーダーを受けてもらえるのは、そこそこ数の多いときに限ってのこと)
ショーケースに並んだ品を選ぶのとはずいぶん勝手が違うけど、確かな品を届けていただける安心感がそこにはある。(必要な数を受けて作るこの手法には、ほんまに無駄がない。)
 そんなことで昨日の朝、お願いしてたお菓子が届いた。出来立てのお菓子を届けて下さったご主人の艶やかな美しい手につい目がいってしもた。 

2009年10月8日木曜日

何事ものう。。

台風18号 無事に通り過ぎる
 今朝は若干寝不足気味。

 風がうなり声を上げて、ときどき家全体がウン!!っと踏ん張ってた。上から、下から巻き上げてくる風を布団のなかで感じた晩やった。moonはぴったりくっついて寝たふりをしてたみたい。お隣のマンションの通路から表の道に向こうて何かしら、プラスチック製?のもんが、コンコロ、コロコロコロ・・・と転がっていくような音がすると、ムクッと起き上がって耳立てて。大丈夫やで、と猫に声をかけながらも、次の風で何の音がするやろうか、とやっぱり同じように耳を立ててた。救急車、パトカーのサイレンまで、ほんまに賑やかな一夜が明けた。
 嵐は、庭先のまだ青々しい紅葉の葉を何枚かむしり取って通り過ぎていった。雨風が置いていった埃を拭うていかんと。さあ、さあ、後始末。拭き掃除、拭き掃除。
 
 各地に爪あとを残しながら本州を北上してる台風18号。何事ものう、通り過ぎますように。。
 

2009年10月7日水曜日

気になる天気予報

台風18号
 非常に強い台風が西日本に接近

 昨日の夕方頃から天気予報が気になってしようがない。今朝のニュースを見て、念のため、やっぱりやっとかんとあかんみたいやな。
家中の軒簾をビニール紐でしっかり括る。中庭の頭でっかちの棕櫚竹もビニール紐で枝と枝を縛って強風でも倒れへんように養生。二階にあるベランダの南向きの窓には障子が吹き飛ばへんようにベニヤ板を立てて釘でしっかり固定。ガラス戸は風が吹いてもガタガタ音がせんように鴨居の隙間にきっちりと新聞紙を挟む。ガラス戸、障子、襖、建具の類、玄関庭のガラス戸もぴっちり締め切って、とにかく徹底的に風の通り道を塞ぐ。
 
 そんな最中、知人から電話が入る。開口一番、台風、けっこう強いのがくるみたい。て話をしても、へー、そうなんや。と暢気な返事。ニュース、見てへんの。と返しても、関係ないし。と返ってくる。そうなのや、彼女はマンション住まい。そうか、大変やなぁ。て、言われてしもた。。。
 
 やれることは全部やった。あとは何事ものう通り過ぎてくれるのを願うだけ。

2009年9月26日土曜日

花盗人

鴨川の秋草

 秦家の離れが小さなお茶会の席になった。お道具を持ち寄られて準備され、亭主役、およばれ役がときどき入れ替わっての、それは和やかな会となる。
 そんなことで、今朝は9時に錦の川魚屋はんへ頼んどいた鯉と子持ち鮎を受け取りに自転車で走った。そや、ついでに鴨川へ行ってあわよくば何か摘んで帰って来よ。花バサミもカゴにほり込んで出かけた。どんぐり橋、四条大橋、三条大橋をくぐりぬけて、御池通の橋を過ぎたあたりでジュズダマ、ハギ、ミヤコワスレ、クサヨシの4種を見つける。桜ならぬ秋の川辺の花盗人。。

 

2009年9月23日水曜日

試み成功

菊かぼちゃのグラタン

 初めて手にしたかぼちゃ。菊かぼちゃは通常の煮方やと水かぼちゃのようになって今ひとつ・・・。それで今晩は蒸して厚めのクシ切りにしたかぼちゃをお皿に敷き詰め、上から濃いめのホワイトソースをトロリ、パルメザンチーズをたっぷり振りかけオーブンで焼いてみる。そしたら、なかなかの味に仕上がった。かぼちゃの甘みが生きて、皮肌まで美味しい出来て満足、満足。
 
「料理」の語源=物事を上手く処理する 
菊かぼちゃの煮物は料理に在らず、やった。。。

 

2009年9月21日月曜日

籐筵

夏の埃を拭う

 朝から籐筵だけ片付けることにした。6月の建具替えから3ヶ月。つい、こないだ夏支度をしたとこのようにも思うし、祇園囃子の頃が随分遠い日のようにも思うな。そんなこと考えながら、黙々と籐筵の表、裏を雑巾がけしていく。特に出入り口やった部分の裏側は汚れがひどうて、なんべん拭いても雑巾は真っ黒けになる。あんまり汚れるもんやから、つい意地になって拭いて手が笑ろうてしもた。
 久しぶりに顔を出した畳表も拭いた。シューッ!シューッ!と雑巾の擦れる音で調子を取りながら力こめて拭いていくと息も弾んでくる。このときに!おへそのあたりを意識したら!腹筋が鍛えられるのえ!そしたら!労働が!運動に!変わるのや!ほんまやな。しゃべりながら、いつにのう気合の入った拭き掃除。
 掃除は、しんどかった分、気持ちがすっきりとするもんや。
もう、風鈴でもないな。そう言うて、中庭の軒先の風鈴を母が片付けて朝のひと騒動を終えた。
 
八畳座敷の籐筵は巻き上げたら約3.6メートルほどの長さの丸太のよう。

2009年9月20日日曜日

ご祈祷のお供物

紫苑の花と柘榴

 9月19日はご祈祷の日。(1月19日、5月19日、そして9月19日と、年に三回行っている年中歳時)この月にお供えするのは、まっ赤に色づいた柘榴の実と薄紫色した紫苑のお花。ご祈祷が終わると何日間か、家のあちこちに飾って楽しむのも恒例になってる。今年はどこに置いてみよかな。 表通りに面した出格子の内側、摺りガラスの前に置いてみた。1個、2個、3個、4個、柘榴の実をコロコロと並べてみる。フン、フン、なかなかおもしろいやん! と、独り言。
 表へ出るには日よけが欲しいような強い陽射しがあるけれど、家の中やと秋の風は涼しすぎて、もう縁先のガラス戸を開ける気にはなれへん。籐筵の冷たさも冷や冷やと感じるこの頃、ここ数日のうちに「建具替え」かな。。

2009年9月9日水曜日

宮城からの来訪者

料理体験
 こんにちは。 軽装で玄関庭に立たてはった2人は9月1日からずっと旅をして来たという若い女性。ひと月前に、料理を作る体験をしたいからと予約して頂いてたのやった。
 えー、それは長旅ですね。どこへ行って来ゃはったの? はい、神戸から四国へ。讃岐うどんを食べに行ってきました。もう、食べることが大好きなんです!!!そういうわけで、旅先になんとエプロン持参で我が家へ来てくれはったのや。

 献立は事前に伺うてたご希望どおりに、玉子豆腐・おこわ・そして京都らしい野菜の炊き合わせ(ひろうす、茄子、万願寺唐辛子、オクラ)を作る。旅先でのお遊び程度とおもいきや、お出汁のとり方から熱心な質問、そしてこまめにメモも取ったはるのを見て、これはほんまにお料理が好きなのやな。。と思うた。

 あー、もっと近くだったらなあ。ほんまに、今度は寒ーい冬にでも来てくださいね。お待ちしてます。はい、また来ます!!言うて帰って行かはった。今日はこのあと、お箸のいちはら はん 、それから金網屋はんで買い物をしたら、清水さんで夕陽を見る予定なのやとか。ふーん、なかなかしっかりした計画。

 料理の会をこんなふうに活用してもらえるとは、思うてもみいひんかったけど。楽しんでもらえたみたいでほんまに良かったな。と思えた一日やった。
 

2009年9月8日火曜日

到来物

カボチャいろいろ
 昨日、ずっしりと重い段ボール箱が届く。さっそく封を開けた母の弾んだ声がした。まぁ!ちょっとこれ見とうみ。あらあら、ほんまや!!ゴロゴロといろんな顔をしたカボチャが届いたのや。
我が家の走り庭には、ときどき土の香りいっぱいの作物が並ぶ。なんともありがたいこと。(感謝。。)
 写真、右手前から、栗カボチャ、会津菊カボチャ、イーティー、ペポカボチャ とのこと。ラグビーボールみたいな形をした最後方にころがってるペポカボチャは初めて見るカボチャ。調べてみるとその色や形もさまざまあるようやった。どんな食感なのやろか、興味津々。

2009年9月1日火曜日

秋風

ススキの穂

 あっという間に、もう9月。晩、休む部屋も数日前から二階へ移って蚊帳を吊るのも止めてみた。

 朝から運動に大文字山へ行ってきた。ビルに囲まれた車道、鴨川のほとりを走り抜けて銀閣寺の後ろにある登り口までは自転車でおよそ15分、もう山の中を歩いてる。20分ほどかけて登って、しばし休憩。澄んだ空気、山頂ではすっきり晴れた空の下に京都市内を一望できた。麦わらトンボが目の前を横切ったもんやから、追っかけて見てたら、斜面でススキの穂が風に揺れてた。下りは軟弱な足で15分ほどやろか。帰り道、白川通にあるスーパーで食品を買うて帰っても、午前中の用事をまだもうひとつふたつこなせる余裕がある。京都の、こんな動きのできるとこ、かなり気に入ってる。
負荷をかけて思い切り汗をかくことは、怠けた体にはええみたい。いつまで続くかわからへんけど、この運動しばらく続けてみよかな。

2009年8月30日日曜日

里親見つかる

仔猫の新居は太子山町?!
 仔猫の引き取り先が見つかったと電話が入る。この五日間、ご飯や、トイレや、と振り回されたけどキラキラした命はやっぱり可愛いてやっぱり情がわいてしまうもの。見つかって良かった、と安堵する一方でなんとのう気分は沈む。どんなとこへ貰われていくのやろか、可愛がってくれるとこやろか、などと余計なことまで考えて。
 ところが、ところが、貰い手先は太子山町のマンションの住人やて、今朝になってわかったのや!「えーっ!!そうなんや!!!」約束の時間、仔猫を胸元に抱っこしたまま歩いて手渡しに行った。なんていう偶然、おんなじお町内に仔猫は住む、そう思うただけで気持ちが落ち着いた。

 お陰さまで、ほんの5日間の保護で無事に飼い主が見つかりました。
 お騒がせしました。。

2009年8月26日水曜日

仔猫

里親募集

 ひょんなことから小さな命を預かった。moonは、もう気になってしょうがない。いったいコレは何や?ちょっと離れたとこからじっと観察中。

 秦家のブログからのお願いです。
 里親を募集しています.


 仔猫を家族として迎えていただけそうなお話があれば秦家までご連絡お待ちしています。
  
 生後2ヶ月、雄
 毛色・・まっ白、目はきれいな水色、頭頂部にぼんやりグレーの模様
(動物医院にて受診済み。血液検査の結果健康体でした。)

 

2009年8月23日日曜日

宝物

地蔵盆
 朝から買い物。そうや、今日は地蔵盆、用事のついでにカメラも持って出てみよう。そうしたら案の定、あっちの道、こっちの道、細い路地の奥、どの道を行っても、お地蔵さんの前に人が集まったはった。
風景は変わっても、変わらへんものもちゃんとある。素敵なことや。

ずっとこのお町内を見守ってきたお地蔵さん、越してきた新たな住人を見守っています。。

このお町内は、「通行止め」の札も手作り。

ここでは、個人宅の駐車スペースが寄り合い場所になってます。

商店街のなかにあるお地蔵さんの前も人だかり。

線香の香り、鉦の音。竿の先にぶら下がった赤い提灯。ここでは、子供達が紙芝居を聞いてました。

拍子木を叩く男の子。「なぁ、お兄ちゃん、今度は僕もやらせてーな。」「・・・・」ここのお町内では、お楽しみ会を知らせる合図に鳴らしているのでした。

道路を横切る大きな行灯。これは、とても懐かしい! 地蔵盆前になると家々にも小さな行灯も配られました。正面にはその家の子供がクレパスや絵の具で絵を描き、側面には無病息災、家内安全を大人たちが願いをこめて墨で書いたものでした。出来たものは門口にかけておきます。あっちの町内、こっちの町内、と見て歩くのが楽しみだったこと、思い出しました。