「1年、早いですな~」と乗り合わせたタクシーの運転手さん曰く、「京都は葵祭りや、祇園祭や、ほれ送り火や言うて追い立てられるみたいやさかい、よけですわ。」ほんま、ほんま、そのとおり。年月重ねるごとにこの周期が先、先に見えてしまうようになってくる。上手い具合に冷え込みのある今年はわが家の紅葉も朝を迎えるたび調子よう色づいた。そして、昨日あたりから、チリチリと巻いた葉が飛び石の上に散りはじめた。そしたら、ほれ、明日から月も替わって。。
京の町家 秦家(はた け)の日常
デパートの屋外テント張り野菜売り場から「朝取りの野菜です~」の声。今日は何があるかな。。。なんとなしに立ち寄ってみたら、あれ?、、あれあれ?!。このお茄子、いけるやん!!
ややこしい色、形したひね茄子も、ヘタを切ってきれいに水洗いすると立派に食材の顔になる。きれいやな。そんなふうに思う一瞬がなんとも楽しい。
ちょっと塩は多めに打って塩押しにする。
一晩もするとずいぶんと水が上がってきて、嵩も半分以下になってしまう。
10月も半ばを過ぎたのに日中は半袖でも過ごせてしまう。庭の片隅ではまだ蚊が羽音を立ててるし。季節はずれの不思議を毎日のように感じるようになってきた。それでも、山から出てくるクマみたいに今すぐに命に関わる危機に直面することのない私やら人間にはまだまだ切羽詰った感がない、、。先週の土曜日、秦家に集まった人たちを交えてわが家の暮らしの奥に潜んでる大切としてる事についてお伝えさせてもろうた。
後半は奥座敷へ移動、桂離宮の修復にも尽力された人生の大先輩から、貴重なお話をしていただいた。
いっぺん、滋賀県側から比叡山へ行ってみたいと思うてた。京都市内からバス、電車を乗り継いで40分ほど。比叡山を挟んで京都と背中合わせの湖西 坂本は、苔むした石垣がすっきりと整うて流石に比叡山延暦寺麓の門前町だけのことはある。駅前からケーブル乗り場まではバスもあったけど、石垣の散策路を歩いてみることにした。老舗の蕎麦処はお昼時で大繁盛、民家の裏庭に見つけた水琴窟、ここで花筏を栽培したはるご主人に栽培の苦労話も聞いたりした。
ケーブル乗り場傍の学校から下校途中の男子生徒たちは出会うたび向こうから「こんにちわ~」と挨拶しながら通り過ぎていくのにはびっくり。そうこうしてるうちにケーブル乗り場に着いた。ここまででも、もう十分、ちょっと旅行に来た気分やな、と母。
山頂からの見晴らし、琵琶湖の眺望の清々しいこと。遠くに近江富士、竹生島、湖面が秋日和の陽射しにキラキラ輝いて見えた。
帰りは、昔から馴染みある山頂からのロープーウェイー、ケーブルカーと乗り継いで京都側、八瀬から帰路についた。







先月は、この夏のアニメ映画主人公アリエッティーファッションで参加していただいたMさんが、今流行のマキシスタイルで参加。秦家の走りもとにその立ち姿、結構似合ってる。

しょうがの香りのする冷やし飴はちょっと懐かしい夏の飲み物。温めると「あめ湯」と呼び名が変わる。これを初めて飲んだのは小学校のとき、臨海学校での宿泊所で海から帰ってきたら熱~いのをお湯のみ茶碗飲ませてもろたことを思い出す。あのときは冷えた体に沁みたな~。個人的にそんな懐かしさもあって、昔懐かしい飲み物として8/14日、15日、エコ100選ワークショップに用意しようと思うた。






お昼に横目で見過ごした古物屋のかごの中がやっぱりどうしても気になって夕飯を終えてから出かけた。こんなして晩になってから陶器市に出かけるといかにもお盆の時期が来たなぁて思う。
かごの中の器。それは昭和の型ガラスの器。お昼にチラッと見たそれが、あんまりわが家にあるのと似てたのでもしかして、、、と思うて手に取ると、形、大きさ、模様がいよいよ似てて。おそるおそる値を訊ねたらなんと格安のN百円!!決まり!!(左がわが家の器。右が戦利品。そっくり同じ)
時間はもう晩も10時前頃?それでも陶器市のときには代々清水焼を焼いてはるお家も店庭までぱーと開けてはる。その様子はまるで祇園祭の宵山のわが家を見てるよう。立派な大皿が並んでるとこでアララ、小さい子達が遊んでて大丈夫?!他所事ながら気になってしもた。けど、まあ、その心配もないのやろ。常からそこが生活の場になってると、以外にそこのところは立ち振る舞いも身についてるのかな?
ここが六道の辻。南側へ行くと六波羅密寺。お精霊さんをお迎えする鐘の音が聞こえてる。
辻をそのまま東へ進むと六道さん(珍皇寺)。
ちょうどこの辻に幽霊飴のお店があった。以前(というてもずいぶんと昔やけれど)からお店の場所が替わってた。たしか、祖母に買うてもろてたころは、木の桶に入った飴の塊を木槌?か何かでカンカン!!と割ったのを袋に入れてくれたはったかな~?試食用の飴は、あのころみたいに手にひっつかへんように進化してた。味は、あのころと同んなじ、やさしい甘み。


八坂さんでの「夏越祭」と西方にそびえる愛宕山千日詣りが同日の7月31日に行なわれて、京都の夏の蒸し暑さもいよいよ頂点にさしかかる。その、どっちにも行ってないのに、火の用心の御札と茅の輪の御守をいただいた。
「夏越(なごし)祭」が八坂さんの疫(えき)神社で営まれて、1カ月にわたる祭りは終わる。