2011年1月5日水曜日

お正月のかたち

根引きの松・注連飾り
 門口の両脇に根引きの松、屋根看板に大玉の注連縄。

 この外観のまま15日の小正月まで過ごす。ようよう見てみると結構派手なこと。

2011年1月3日月曜日

雪ふりの年末

庭もまっしろに。。
 餅つきの翌日30日は雪。雲行きがあやしかったんで朝から買い物をすませといてほんまによかったと思うたのやった。
冷たいのは用事をするのには少々つらいけれど、気温の緩んでしまうのも晦日気分には不釣合い?
 家の中のお正月準備しながら、こんな雪降りの日を逃したらいかん、写真、写真、と自分に言い聞かせて気ぜわしい時間をやりくりしたのでした。

雪をかぶったシシガシラの赤色が鮮やかやった。

2011年1月1日土曜日

2011年 卯年

あけましておめでとうございます
 雪の晦日は冷たかったけれど、おかげで清々しい元旦を迎えられた。
ピンと張り詰めた空気がなんとも気持ちええ。
 「おめでとうさん 今年もよろしゅうに」 母が言うと自然に聞こえる。  

2010年12月23日木曜日

出来事

求められて。。
 この1週間ほどのあいだに、ひとつ、ふたつ、みっつ。秦家をとり上げて頂ける出来事があった。
ひとつ、先月20日に広島であったフォーラム「ゆったり京暮らし、鄙の暮らし」が地元新聞で紹介される。
ふたつ、環境省絡みの「もったいない」をテーマに京都の生活観の映像化のお手伝い。
みっつ、先月受けたWEBマガジンの取材内容が昨日からUPされる。
 
 殊にみっつめ。「EEIE かんがえる、きれいなくらし。」では、今の秦家をそのまま紹介いただいた。若者の感性が「秦家」をこんなふうに引き出してくれたこと、ほんまに嬉しいことやな。

S様

WEB掲載開始のご連絡、ありがとうございました。

伝統建築、町家の暮らしとしてご紹介頂くことはありますが
現代を生きている家の姿として表現される機会は稀なことです。
そんななか、このような形で紹介いただけたことは嬉しく思います。
秦家が何かとてもフレッシュに映っていることに感謝です。
このほうこそ、これをご縁にどうぞよろしくお願いいたします。

秦めぐみ

2010年12月21日火曜日

こうぼうさん

終い弘法の日に
 今日、21日は終い弘法の日、北区に住む友人と一緒にこうぼうさんへ出かけた。「こんな南までバスに乗ることなんかめったいにない」と言う彼女。そう言うたら自分も同じこと。東寺さんの五重塔は京都のシンボルいうても、そばまで行って見上げたことはいっぺんもなかったことに気がついた。今日の目的は東寺さんのミニ見学会。拝観料を払うてじっくりと建物と仏像を拝観してきた。

2010年12月16日木曜日

みかん餅 (秦家流)

作り方
 「みかん餅」初めて聞く食べ物やった。和歌山県の蜜柑の産地ではお母さんの味でもあるそうな。丸ごと搗き込んでしまうのにはびっくりしたけれど、確かに香り高いお餅が出来る。体を温める薬効もある果実をこんなふうにして子供たちに考えた和歌山のほんのりやさしい色をしたおふくろの味。

 材料 (以下の量で一口サイズ50個以上作れます。)
・もち米 5合(もち米は24時間水につけておく)
・みかん 400g
・砂糖  50g
・御氷餅 適量
・仏手柑の蜜煮 少々(飾り用なのでオレンジピールなどでもOK)



 1 もち米と一緒にみかんも表の皮まるごと蒸す。
 2 取り出したみかんは砂糖と一緒にミキサーにかける。
 3 餅をつきながら少しずつ2を混ぜ合わせていく。
 4 搗きあがったら餅はそのまま水の中で冷やす。
 5 一口サイズに丸くちぎって丸く形を整えオレンジピールなどをのせる。
 6 粉上にしておいた御氷餅をまぶす。


   

2010年12月9日木曜日

続 時非香菓~

夜の会~
 あの日の雰囲気をお伝えすることは難しい・・。そんななか、参加頂いたお知り合いから使ってくださいね。と頂戴した画像。感謝です、、
 夜の会はこんなふう。ほんとに手元しか見えず。生の火炎は恐いほどに美しい、そして闇を照らしてくれるありがたみにあらためて思いを馳せて。。

 灯明の明かりのもと、好日居の横山晴美さんの所作は美しかった。。1人の参加者から、1煎、2煎、3煎と頂いてるうちに体がホカホカと温まってきましたと伺うた。朝にはダイナミックな好日居風のお薄でスキッリと、お昼には中国茶のお友達と対座しての同時に同じ所作でのパフォーマンス。一席ごと、楽しめる趣向を考えていただいた。

 くらがりでお菓子の色は想像しながら味わっていただくしかなかったところへ、こんな写真も頂けたのでご紹介。皮ごと蒸し上げたみかんを加えたお餅は、ほんのりとみかん色に仕上がってくれたのやった。作り方などは次回にご紹介でせていただこうと。。

大和橘

平安神宮 左近の橘
 美術館の帰りに寄り道して平安神宮の大和橘に会うてきた。覆いをかけられて大切に守られて色づく実をたくさんつけて立ってた。
  今の蜜柑の原種といわれてる実の大きさは、正月飾りに使う葉つきみかんほどの大きさで、小さな実が色ようついてる。来年は、花の頃にまた会いにきてみよかな・・。
 

2010年12月7日火曜日

なんちゅう顔や・・

ムーン 受難の一日

 会では、スタッフは髪に夏みかんの葉を挿すことになった。裏方全員が楽しめのは嬉しいことやった。誰が乗せたのか、ムーンの頭にもみかんの葉っぱ。しかし、、、ムーンの辛抱はこのとき限界を超えつつあったのでした。。

2010年12月6日月曜日

心地よく 終える

秦家で笙を聴く会 非時香菓(ときじくのかくのこのみ)大和橘色づくころに
 庭先でのリハーサル。庭先にたたずむ田島さんは絵をみてるようやった。
 つづきはまた。。

2010年12月3日金曜日

着々、準備中

秦家で笙を聴く会
 いよいよ明後日にひかえて、笙の会の準備は進んでる。
演奏者 田島和枝さんの衣装の入ったトランクも届いた。(この衣装、一昨日の晩にお友達が作製されたばかりのものらしい、、。)室礼を整えるためのあれこれもだいぶ揃うてきたし、お茶をお世話いただく好日居の横山晴美さんもあれこれ知恵を絞っていただいて、何やら三人で、ワクワクです、楽しみです。とメールのやり取り。お越し頂く皆さまに、どうぞこのワクワク感がうまいことお伝えできますように。

あらためてご紹介。

田島和枝さんの ホームページは こちら→○***○

好日居 横山晴美さんの ブログは こちら→○***○ 

~なお、朝の部、午後の部、まだ席があります。ご希望の方は秦家住宅までお申し込みください~

申込先:
秦家住宅 京都市下京区油小路仏光寺下ル太子山町594番地
TEL/FAX:075(351)2565
E-mail:mail2565@hata-ke.jp

2010年11月30日火曜日

庭先

今年の紅葉
 「1年、早いですな~」と乗り合わせたタクシーの運転手さん曰く、「京都は葵祭りや、祇園祭や、ほれ送り火や言うて追い立てられるみたいやさかい、よけですわ。」
ほんま、ほんま、そのとおり。年月重ねるごとにこの周期が先、先に見えてしまうようになってくる。上手い具合に冷え込みのある今年はわが家の紅葉も朝を迎えるたび調子よう色づいた。そして、昨日あたりから、チリチリと巻いた葉が飛び石の上に散りはじめた。そしたら、ほれ、明日から月も替わって。。

2010年11月29日月曜日

師走の足音

山田大根

お正月用のお漬物「おくもじ」を漬けるために必要な山田大根を、今年は寺町丸太町下がったとこの八百屋はんで見つけた。皮肌は艶やかできれいやしお手ごろやったので即決やった。
 順調に冷え込んで冬を迎えることを願いながら、長い葉をクルクルと大根に巻きつけて塩だけで漬け込まであと二、三日、こうやって庭先の片隅で陰干しや。

2010年11月22日月曜日

広島に行く

広島・京都文化フォーラム ーゆったり 京暮らし 鄙の暮らしー
 20日(土曜日)、中国新聞社、京都新聞社 主催の文化フォーラム出席のお誘いを受けて広島へ出かけてきた。通り過ぎるばかりで広島駅へ降りたのは初めてのこと。お迎えいただいた車の窓から、60年前、一瞬に時計の針を止められたことを想像することが難しいほど、美しい桜の紅葉を見ながら平和公園の傍を走り抜けた。
 この日ご一緒になった、世界遺産・石見銀山遺跡の町でご活躍の松場さん紺屋を営まれていたお家のゆかりの藍染の古布を守っておられる水野さんのお2人とは待合室で一言、二言お話しただけで緊張の糸はほぐれて、土地柄の違いを超えて通ずる価値感を共有することができたようで嬉しい出会いの日になった。。
 建物の喜ぶ使いよう、手仕事のぬくもり。今の時代、経済効率抜きでは生きていくことは難しいけれど、そればっかり追いかけていては人の心は擦り切れてしまう。。。
 思いはあっても、まだまだ生かしきれていない無力さを感じつつ、しっかりと前を見て歩いてられるお2人から勇気をいただいて帰路についた。

2010年11月21日日曜日

お火焚まんじゅう・みかん・ゆずおこし

秋も終盤。。

 お町内での今年最後の行事「お火焚き」のお下がりが今年もわが家にやってきた。これを見ると、あぁ、いよいよ紅葉も終盤やな。。と思う。そして、奥庭の山茶花の蕾のふくらみようが気になってくる。そして、ピューっと、冷たい風がガラス戸を叩く、、と頭のなかではイメージが浮かぶのやけれど。気温のほうは、午後になると今日も穏やかなもの。過ごしやすいのは結構なことやけれど、この季節ならではの感覚がずれてしまうのはちょっと寂しいような気がする、、。

2010年11月19日金曜日

12月5日(日) 笙を聴く会  ~打ち合わせ~

非時香菓(ときじくのかくのこのみ) 大和橘 色づくころ 
 いよいよ三週間後に近づいてきた「笙を聴く会」の打ち合わせを行なう。
田島さんから紹介いただいた當野康伸さんのご好意で、正倉院の御物にもない象牙の笙を今回お使いいただけるのだとか。笙の形は鳳凰が羽を休めている姿を表わしていて、象牙の笙はそれは美しいのだそう。竹製の笙よりもやわらなか音色とは?。。今から、楽しみ。
 曲目は、雅楽古典曲のほかに現代曲も演奏していただく。ジョン・ケージの遺作、笙のためにチャンスオペレーションという手法を用いて作曲した「ワン9」という曲は、田島さん曰く、「空の雲が流れているような曲」なのだそう。
 菓子の試作も少しずつ方向が固まってきて、5日の会に向けて夜な夜な熱い打ち合わせの時間が和気あいあいと過ぎていった。

2010年11月3日水曜日

晩秋を告げるモノ

ひね【陳】の茄子
 デパートの屋外テント張り野菜売り場から「朝取りの野菜です~」の声。今日は何があるかな。。。なんとなしに立ち寄ってみたら、あれ?、、あれあれ?!。このお茄子、いけるやん!!
 ビニールの袋の中にはカチコチンの不揃いの茄子が十数個入ってて、お利口な値。売れ残ってた3袋全部まとめて買うて帰ってきた。アクの強いひね茄子で作った辛子漬けは、分厚うてコリッとした皮肌の歯ごたえがなんとも言えん美味しい。というか、このお茄子やないとええ辛子漬けは出来ひんのや。

 ややこしい色、形したひね茄子も、ヘタを切ってきれいに水洗いすると立派に食材の顔になる。きれいやな。そんなふうに思う一瞬がなんとも楽しい。

 ちょっと塩は多めに打って塩押しにする。

 一晩もするとずいぶんと水が上がってきて、嵩も半分以下になってしまう。

 
 

2010年10月26日火曜日

秋の庭先

草取り
 庭先の草取りに軍手持参で手伝いに来てくれた知人夫婦。「この庭やの。」て言うと唖然とした顔をして「草って、どこに?」「ほら、地面全体がなんかしらモサモサとしてるのわかるかな。」と言いながら2人にピンセットを渡したことがあった。そのときの2人の、鳩に豆鉄砲みたいな顔、可笑しかったな。いまだに会うとこの話題が出てしまう。
 名前も知らん小さい草。花の咲いたとこは見たことがないこの草は、わが家の庭がいたく気に入りのようでちょっと気を許すととんでもないほど広範囲に生えて、泣かされどうし。涼しいなって、適当なお湿りもあるこの時期、庭先に出る時間がついつい長うなってしまう、、。
 

2010年10月17日日曜日

出来ることから

3R 低炭素社会 拡大教養講座
 10月も半ばを過ぎたのに日中は半袖でも過ごせてしまう。庭の片隅ではまだ蚊が羽音を立ててるし。季節はずれの不思議を毎日のように感じるようになってきた。それでも、山から出てくるクマみたいに今すぐに命に関わる危機に直面することのない私やら人間にはまだまだ切羽詰った感がない、、。先週の土曜日、秦家に集まった人たちを交えてわが家の暮らしの奥に潜んでる大切としてる事についてお伝えさせてもろうた。
 お弁当を持って出かけるときは水筒にお茶をいれて行こう。こうして淹れたお茶は美味しいさかい。買い物するときはちょっとはり込むようにしよ。そうして手にしたモノは大事に扱うし、長持ちするし、飽きることがないさかい。大それた理由は二の次にして、小さなポリシーが世の中の動きを変える力になるように思うのです。。

後半は奥座敷へ移動、桂離宮の修復にも尽力された人生の大先輩から、貴重なお話をしていただいた。

2010年10月12日火曜日

比叡山 延暦寺

坂本→延暦寺→八瀬
  いっぺん、滋賀県側から比叡山へ行ってみたいと思うてた。京都市内からバス、電車を乗り継いで40分ほど。比叡山を挟んで京都と背中合わせの湖西 坂本は、苔むした石垣がすっきりと整うて流石に比叡山延暦寺麓の門前町だけのことはある。駅前からケーブル乗り場まではバスもあったけど、石垣の散策路を歩いてみることにした。老舗の蕎麦処はお昼時で大繁盛、民家の裏庭に見つけた水琴窟、ここで花筏を栽培したはるご主人に栽培の苦労話も聞いたりした。

 ケーブル乗り場傍の学校から下校途中の男子生徒たちは出会うたび向こうから「こんにちわ~」と挨拶しながら通り過ぎていくのにはびっくり。そうこうしてるうちにケーブル乗り場に着いた。ここまででも、もう十分、ちょっと旅行に来た気分やな、と母。
  山頂からの見晴らし、琵琶湖の眺望の清々しいこと。遠くに近江富士、竹生島、湖面が秋日和の陽射しにキラキラ輝いて見えた。

 帰りは、昔から馴染みある山頂からのロープーウェイー、ケーブルカーと乗り継いで京都側、八瀬から帰路についた。