仔猫の新居は太子山町?!
仔猫の引き取り先が見つかったと電話が入る。この五日間、ご飯や、トイレや、と振り回されたけどキラキラした命はやっぱり可愛いてやっぱり情がわいてしまうもの。見つかって良かった、と安堵する一方でなんとのう気分は沈む。どんなとこへ貰われていくのやろか、可愛がってくれるとこやろか、などと余計なことまで考えて。
ところが、ところが、貰い手先は太子山町のマンションの住人やて、今朝になってわかったのや!「えーっ!!そうなんや!!!」約束の時間、仔猫を胸元に抱っこしたまま歩いて手渡しに行った。なんていう偶然、おんなじお町内に仔猫は住む、そう思うただけで気持ちが落ち着いた。
お陰さまで、ほんの5日間の保護で無事に飼い主が見つかりました。
お騒がせしました。。
2009年8月30日日曜日
2009年8月26日水曜日
仔猫
2009年8月23日日曜日
宝物
地蔵盆
朝から買い物。そうや、今日は地蔵盆、用事のついでにカメラも持って出てみよう。そうしたら案の定、あっちの道、こっちの道、細い路地の奥、どの道を行っても、お地蔵さんの前に人が集まったはった。
風景は変わっても、変わらへんものもちゃんとある。素敵なことや。
ずっとこのお町内を見守ってきたお地蔵さん、越してきた新たな住人を見守っています。。
このお町内は、「通行止め」の札も手作り。
ここでは、個人宅の駐車スペースが寄り合い場所になってます。
商店街のなかにあるお地蔵さんの前も人だかり。
線香の香り、鉦の音。竿の先にぶら下がった赤い提灯。ここでは、子供達が紙芝居を聞いてました。
拍子木を叩く男の子。「なぁ、お兄ちゃん、今度は僕もやらせてーな。」「・・・・」ここのお町内では、お楽しみ会を知らせる合図に鳴らしているのでした。
道路を横切る大きな行灯。これは、とても懐かしい! 地蔵盆前になると家々にも小さな行灯も配られました。正面にはその家の子供がクレパスや絵の具で絵を描き、側面には無病息災、家内安全を大人たちが願いをこめて墨で書いたものでした。出来たものは門口にかけておきます。あっちの町内、こっちの町内、と見て歩くのが楽しみだったこと、思い出しました。
朝から買い物。そうや、今日は地蔵盆、用事のついでにカメラも持って出てみよう。そうしたら案の定、あっちの道、こっちの道、細い路地の奥、どの道を行っても、お地蔵さんの前に人が集まったはった。
風景は変わっても、変わらへんものもちゃんとある。素敵なことや。
ずっとこのお町内を見守ってきたお地蔵さん、越してきた新たな住人を見守っています。。
このお町内は、「通行止め」の札も手作り。
ここでは、個人宅の駐車スペースが寄り合い場所になってます。
商店街のなかにあるお地蔵さんの前も人だかり。
線香の香り、鉦の音。竿の先にぶら下がった赤い提灯。ここでは、子供達が紙芝居を聞いてました。
拍子木を叩く男の子。「なぁ、お兄ちゃん、今度は僕もやらせてーな。」「・・・・」ここのお町内では、お楽しみ会を知らせる合図に鳴らしているのでした。
道路を横切る大きな行灯。これは、とても懐かしい! 地蔵盆前になると家々にも小さな行灯も配られました。正面にはその家の子供がクレパスや絵の具で絵を描き、側面には無病息災、家内安全を大人たちが願いをこめて墨で書いたものでした。出来たものは門口にかけておきます。あっちの町内、こっちの町内、と見て歩くのが楽しみだったこと、思い出しました。
2009年8月22日土曜日
虫の音
コオロギ 鳴く!
アレッ?コオロギが鳴いてるわ!!と母の声がはずんだ。今晩、裏庭でコオロギが鳴いた。初鳴きやな!!と返事を返す。
小さい出来事やけど、されど、されど、それは暮らしの大事な節目。
アレッ?コオロギが鳴いてるわ!!と母の声がはずんだ。今晩、裏庭でコオロギが鳴いた。初鳴きやな!!と返事を返す。
小さい出来事やけど、されど、されど、それは暮らしの大事な節目。
2009年8月19日水曜日
火床 ひどこ
大文字さん
8月16日送り火の日から3日後の大文字さんへ登ってきた。息絶え絶え山頂に着くと夏休みの親子ずれが2組と、運動に毎日登ってきたはる人たちと居合わせる。「今日は、以外に人が少ないですねぇ。消し炭取りに来る人が昨日まではいっぱいでしたけどね。」隣で休んだはったご婦人から話しかけられる。「へー、この炭を持って帰ってどうするんですか?」そばから若いお母さんが質問。(下でやったらなんということものうすれ違うてる者同士やのに、山の上では急に距離が縮まるさかいにおもしろい)「厄除けになる言うて家へ持って帰るんですよ。半紙に包んで、玄関口に吊るすか、置いとくとええそうです。」「いやー、半紙やて、なんか風情ありますねぇ、ちょっと持って帰ろうかな。」厄除け の意味を軽やかに受け止めて、火床で子供達としばし炭拾いをするお母さんたちを見てたら、ついこっちまでその気になって小さい炭の欠片を包んで持って帰ることにした。
下りの道々、両側の林の中からはツクツクボウシの大合唱。30℃を超える気温でも風は爽やかで、短かい夏が終わっていくのを感じた。お盆がすんだら、とたんに季節は変わり目にさしかかる。なんとも せわしないこと。
まだ黒こげの色をした火床(ひどこ)を見たのは初めて。十字に置かれた石、大谷石は火に強いことで知られてる栃木県宇都宮の特産物。京都の街なかにもこの石を建物の外壁やら塀に使うたはる家をときどき見かける。目当ての消し炭はきれいになくなってしもてて、小さいのをほん少しだけ拾うて帰った。地元の人はこの消し炭のことを「からげし」て呼んだはるとか。そうか「からげし」、、、おくどさんでご飯炊いた後に竈に残った炭のことも「からげし」て呼んでたな。。
ちなみに、この火床は精霊を送るための神聖なとこ、あー、疲れた!と腰掛になどしたらバチが当たってお尻がいがんでしまうので気ぃつけましょ。
半紙で包んだからげしは水引きで結んだ。
8月16日送り火の日から3日後の大文字さんへ登ってきた。息絶え絶え山頂に着くと夏休みの親子ずれが2組と、運動に毎日登ってきたはる人たちと居合わせる。「今日は、以外に人が少ないですねぇ。消し炭取りに来る人が昨日まではいっぱいでしたけどね。」隣で休んだはったご婦人から話しかけられる。「へー、この炭を持って帰ってどうするんですか?」そばから若いお母さんが質問。(下でやったらなんということものうすれ違うてる者同士やのに、山の上では急に距離が縮まるさかいにおもしろい)「厄除けになる言うて家へ持って帰るんですよ。半紙に包んで、玄関口に吊るすか、置いとくとええそうです。」「いやー、半紙やて、なんか風情ありますねぇ、ちょっと持って帰ろうかな。」厄除け の意味を軽やかに受け止めて、火床で子供達としばし炭拾いをするお母さんたちを見てたら、ついこっちまでその気になって小さい炭の欠片を包んで持って帰ることにした。
下りの道々、両側の林の中からはツクツクボウシの大合唱。30℃を超える気温でも風は爽やかで、短かい夏が終わっていくのを感じた。お盆がすんだら、とたんに季節は変わり目にさしかかる。なんとも せわしないこと。
まだ黒こげの色をした火床(ひどこ)を見たのは初めて。十字に置かれた石、大谷石は火に強いことで知られてる栃木県宇都宮の特産物。京都の街なかにもこの石を建物の外壁やら塀に使うたはる家をときどき見かける。目当ての消し炭はきれいになくなってしもてて、小さいのをほん少しだけ拾うて帰った。地元の人はこの消し炭のことを「からげし」て呼んだはるとか。そうか「からげし」、、、おくどさんでご飯炊いた後に竈に残った炭のことも「からげし」て呼んでたな。。
ちなみに、この火床は精霊を送るための神聖なとこ、あー、疲れた!と腰掛になどしたらバチが当たってお尻がいがんでしまうので気ぃつけましょ。
半紙で包んだからげしは水引きで結んだ。
2009年8月16日日曜日
お盆-5
送り火の朝に
薄曇りのお天気の朝を迎えた。朝一番、最後のお茶とうをお供えしたら、七色、1本しきみ、水鉢、などなどお供物を置いていた台ごと奥座敷の縁先へ。紫色のお線香の煙が静かにくゆりながら庭から天へ向こうて上っていった。
お線香の煙がたつとこのお供物を昔は川へ流したと聞くけれど、どこに流せるような川があったのやろうか・・。今どきは、近所の公園へ持っていくことになってる。行くと、「お供物用」と印刷されたきれいな縦横50cmほどの大きさのダンボール箱が整然と並んでて、ここにご近所のお供物が集結するとけっこうな量。お盆の行事を大事にしたはるお家は、まだまだたくさんあるのやな。と思うと何かしらホッとする。
さて、それぞれの家をあとにしたお精霊さんは今晩、送り火に見送られあの世へと帰って行かはる。家の母屋の大屋根の上にあった火の見(火の見櫓)から送り火が見えたのは40年も前のこと。お隣さんも、お向かいさんも、皆、屋根の上に上がったはって、「こんばんわ、もう、点りますかいなぁ。」て声をかけあいながら見送ってお盆を終えたものやったけど、ビルの林にかき消されてからあの火を見んようになってずいぶんと歳月が経った。
送り火は花火の見物とはちょっと違う。夜の空を焦がして燃え上がる炎に合掌する気持ち、大事にしたいもんやな。。。
薄曇りのお天気の朝を迎えた。朝一番、最後のお茶とうをお供えしたら、七色、1本しきみ、水鉢、などなどお供物を置いていた台ごと奥座敷の縁先へ。紫色のお線香の煙が静かにくゆりながら庭から天へ向こうて上っていった。
お線香の煙がたつとこのお供物を昔は川へ流したと聞くけれど、どこに流せるような川があったのやろうか・・。今どきは、近所の公園へ持っていくことになってる。行くと、「お供物用」と印刷されたきれいな縦横50cmほどの大きさのダンボール箱が整然と並んでて、ここにご近所のお供物が集結するとけっこうな量。お盆の行事を大事にしたはるお家は、まだまだたくさんあるのやな。と思うと何かしらホッとする。
さて、それぞれの家をあとにしたお精霊さんは今晩、送り火に見送られあの世へと帰って行かはる。家の母屋の大屋根の上にあった火の見(火の見櫓)から送り火が見えたのは40年も前のこと。お隣さんも、お向かいさんも、皆、屋根の上に上がったはって、「こんばんわ、もう、点りますかいなぁ。」て声をかけあいながら見送ってお盆を終えたものやったけど、ビルの林にかき消されてからあの火を見んようになってずいぶんと歳月が経った。
送り火は花火の見物とはちょっと違う。夜の空を焦がして燃え上がる炎に合掌する気持ち、大事にしたいもんやな。。。
2009年8月15日土曜日
お盆-4
お精霊さんの献立
わが家のお盆、何種かの決まった献立を作るのはけっこうややこしい。あれっ、何かしら一品多いかな?という場面もままあって、そんなとき、50年ほど前、母が嫁いで来た頃に記した閻魔帳は今も重宝する。あっちのおばあちゃんのとこはな、門徒物知らず 言うて、ここの家みたいにぎょうさんせんならんことはないのや。と、浄土真宗の家に生まれ育った母は言う。
祖父母、番頭さんやお手伝いさん、年中の歳時のことを母よりも知ってる人たちが大勢同居していた家で、右も左もわからへん母にとって、うーん、さぞかしお嫁に来た当初は大変やったやろうな。帳面を見るたびにそう思う。
お盆 お精霊さんのお世話は12日の夕刻から。。
朝、夕・・お茶とう
けんずい(3時のおやつのこと)
夕餉
8月13日
ずいき酢和え・高野、かんぴょう煮物・ナスビ味噌汁
けんずい おはぎ、奈良漬
8月14日
アラメ 揚煮物・ナスビおひたし・とーふ汁
けんずい そーめん
8月15日
小豆飯・おちこ、ぜんまい煮物・さつま芋甘煮
けんずい はすのおこわ、すいか
わが家のお盆、何種かの決まった献立を作るのはけっこうややこしい。あれっ、何かしら一品多いかな?という場面もままあって、そんなとき、50年ほど前、母が嫁いで来た頃に記した閻魔帳は今も重宝する。あっちのおばあちゃんのとこはな、門徒物知らず 言うて、ここの家みたいにぎょうさんせんならんことはないのや。と、浄土真宗の家に生まれ育った母は言う。
祖父母、番頭さんやお手伝いさん、年中の歳時のことを母よりも知ってる人たちが大勢同居していた家で、右も左もわからへん母にとって、うーん、さぞかしお嫁に来た当初は大変やったやろうな。帳面を見るたびにそう思う。
お盆 お精霊さんのお世話は12日の夕刻から。。
朝、夕・・お茶とう
けんずい(3時のおやつのこと)
夕餉
8月13日
ずいき酢和え・高野、かんぴょう煮物・ナスビ味噌汁
けんずい おはぎ、奈良漬
8月14日
アラメ 揚煮物・ナスビおひたし・とーふ汁
けんずい そーめん
8月15日
小豆飯・おちこ、ぜんまい煮物・さつま芋甘煮
けんずい はすのおこわ、すいか
2009年8月14日金曜日
お盆-3
2009年8月13日木曜日
お盆-3
2009年8月12日水曜日
お盆-2
2009年8月9日日曜日
お盆
2009年8月4日火曜日
暑中お見舞い申し上げます
2009年8月2日日曜日
梅干
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