2011年9月6日火曜日

御幣を受けに

松ヶ崎の大黒さん
 ミセ(店の間)にお祀りしてあるわが家の大黒さん。そのお社には松ヶ崎の大黒さんの御幣が上がってる。御幣の世話をずっとしてくれてたのは番頭さんの鶴ちゃん(鶴夫という名前からそう呼んでた)で、暖簾を下ろして辞めてからも初甲子の大祭には律儀に受けてきたと言うては届けてくれたはった。
 そう、常、この神さんのお世話をしてくれてたのは番頭さんやったのや。 けれどさすがに歳を重ねてきたこともあって、もうまめに運んでくれることも途絶えがち。朝一番、いよいよ受けに行ってこうか、ということになった。
 甲子の日が節目になってるのは、大黒さんの御使いを鼠としたことがその由縁なのやとか。今月はちょうど今日が甲子大祭の日でよかった、よかった。

帰りがけ歩道を歩いてたら松ヶ崎の地元の人が農作業の帰りやろうか・・?台車を押して歩いたはった。学校時代、このあたりはおしゃれなブテイックや雑貨、洋菓子屋、ギャラリーなどは軒を連ねて、ちょっとした若者のデートスポットになった時代があったけれど、今は当時の盛り上がりようもちょっと陰をひそめた感がある。そんな開発の波のあった以前のこのあたり松ヶ崎の里には美しい農村風景があった。まあ、このおばあさん、そんな時代からワープして来ゃはったのかな~~、失礼かなと思いつつ遠目からついカメラを向けてしもた、、、