2010年11月19日金曜日

12月5日(日) 笙を聴く会  ~打ち合わせ~

非時香菓(ときじくのかくのこのみ) 大和橘 色づくころ 
 いよいよ三週間後に近づいてきた「笙を聴く会」の打ち合わせを行なう。
田島さんから紹介いただいた當野康伸さんのご好意で、正倉院の御物にもない象牙の笙を今回お使いいただけるのだとか。笙の形は鳳凰が羽を休めている姿を表わしていて、象牙の笙はそれは美しいのだそう。竹製の笙よりもやわらなか音色とは?。。今から、楽しみ。
 曲目は、雅楽古典曲のほかに現代曲も演奏していただく。ジョン・ケージの遺作、笙のためにチャンスオペレーションという手法を用いて作曲した「ワン9」という曲は、田島さん曰く、「空の雲が流れているような曲」なのだそう。
 菓子の試作も少しずつ方向が固まってきて、5日の会に向けて夜な夜な熱い打ち合わせの時間が和気あいあいと過ぎていった。