2009年8月23日日曜日

宝物

地蔵盆
 朝から買い物。そうや、今日は地蔵盆、用事のついでにカメラも持って出てみよう。そうしたら案の定、あっちの道、こっちの道、細い路地の奥、どの道を行っても、お地蔵さんの前に人が集まったはった。
風景は変わっても、変わらへんものもちゃんとある。素敵なことや。

ずっとこのお町内を見守ってきたお地蔵さん、越してきた新たな住人を見守っています。。

このお町内は、「通行止め」の札も手作り。

ここでは、個人宅の駐車スペースが寄り合い場所になってます。

商店街のなかにあるお地蔵さんの前も人だかり。

線香の香り、鉦の音。竿の先にぶら下がった赤い提灯。ここでは、子供達が紙芝居を聞いてました。

拍子木を叩く男の子。「なぁ、お兄ちゃん、今度は僕もやらせてーな。」「・・・・」ここのお町内では、お楽しみ会を知らせる合図に鳴らしているのでした。

道路を横切る大きな行灯。これは、とても懐かしい! 地蔵盆前になると家々にも小さな行灯も配られました。正面にはその家の子供がクレパスや絵の具で絵を描き、側面には無病息災、家内安全を大人たちが願いをこめて墨で書いたものでした。出来たものは門口にかけておきます。あっちの町内、こっちの町内、と見て歩くのが楽しみだったこと、思い出しました。