2013年11月14日木曜日

お火焚き

護摩木 
 今年、わが家は一組の組長。家人の名、家内安全、無病息災など祈願の文字を書いた護摩木が集まってきた。毎年、この護摩木がお町内から回ってくると、あぁ、また冬がくる、今年も終盤にさしかかってきたのやな、と思う。
 町なかのお饅屋はんの店頭にも、「お火焚き饅頭」て書いた長方形の大きな張り紙が下るようになる。じょうよ(上用、正式には薯蕷と書く)の紅白のお饅は、楕円形でその真ん中に火災宝珠の焼印がジュッ!と押してある。
 お火焚きは、京都に冬を告げる風物詩。