「1年、早いですな~」と乗り合わせたタクシーの運転手さん曰く、「京都は葵祭りや、祇園祭や、ほれ送り火や言うて追い立てられるみたいやさかい、よけですわ。」ほんま、ほんま、そのとおり。年月重ねるごとにこの周期が先、先に見えてしまうようになってくる。上手い具合に冷え込みのある今年はわが家の紅葉も朝を迎えるたび調子よう色づいた。そして、昨日あたりから、チリチリと巻いた葉が飛び石の上に散りはじめた。そしたら、ほれ、明日から月も替わって。。
京の町家 秦家(はた け)の日常
デパートの屋外テント張り野菜売り場から「朝取りの野菜です~」の声。今日は何があるかな。。。なんとなしに立ち寄ってみたら、あれ?、、あれあれ?!。このお茄子、いけるやん!!
ややこしい色、形したひね茄子も、ヘタを切ってきれいに水洗いすると立派に食材の顔になる。きれいやな。そんなふうに思う一瞬がなんとも楽しい。
ちょっと塩は多めに打って塩押しにする。
一晩もするとずいぶんと水が上がってきて、嵩も半分以下になってしまう。